走る子供

概要・実施体制

概要

 原発災害の影響下にある住民の被曝に対する不安やストレスの軽減と質の高い生活のために、住民に実際的な「放射線防護文化」を形成する実践モデルを明らかにすることを目的とする。

 「放射線防護文化」とは、住民が放射線は健康に関する環境のリスク要因の一つであると捉え、他のリスク要因と同様に日常生活に放射線防護を取り入れ、トータルな健康増進をめざそうとする住民の価値観でありライフスタイルである。文化の形成のためには、この価値観が行動基準として住民に内面化されなければならない。

 そこで、自治体の地域特性と住民の生活を熟知し、住民の健康意識と生活習慣を変える、すなわち健康文化形成のための具体的実践方法論を有する自治体保健師と公衆衛生看護研究者および放射線防護専門家が、現実社会の実際的問題解決と変革をめざすアクションリサーチ(協働的実践研究)により、それぞれの専門性を共有しながら問題の明確化、計画立案、実践、評価、普及・フィードバックのすべてのプロセスを協働で行う。

 そのことによって原発災害の影響下にある自治体に「放射線防護文化」を形成するための実践モデルを開発し、普及・検証する。研究プロセスを通じて、研究目的の達成度の確認およびアクションリサーチの質の担保のため、アウトカム・プロセス・パートナーシップ評価を行う。

概要図

実施体制

主任研究者
 麻原きよみ(聖路加国際大学)

研究協力者
 小西恵美子(鹿児島大学医歯学総合研究科)
 菊地 透(自治医科大学RIセンター)
 荒木田美香子(国際医療福祉大学)
 大森純子(東北大学) 
 矢吹敦子(いわき市)
 折田真紀子(長崎大学、川内村)
 川崎千恵(国立保健医療科学院)
 北宮千秋(弘前大学)
 吉田浩二(福島県立医科大学)

研究参加者
 小野若菜子(聖路加国際大学)
 小林真朝(聖路加国際大学)
 三森寧子(聖路加国際大学)
 永井智子(聖路加国際大学)

(2014年10月)

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